はじめに
このページは、 中日新聞の公式サイト「中日新聞の2013年参議院選挙特集「中日投票ナビゲーション(票ナビ)」を見やすく再構成したものです。
文字数を抑えて見やすくするために、見出しなどを一部編集していますが、各候補者の主張は原文のままです。
【お詫び】
このページもスマホに対応させたいところですが、
一覧表の形式を優先したく、完全対応とはなりませんでした。
あしからず、ご勘弁ねがいます。
管理人
中部9県選挙区
賛成 | 薄い赤 |
消極的賛成 | 淡い赤 |
反対 | スカイブルー |
わからない | ピンク |
−− | 回答せず 考えや主張を隠していると想定され、隠れ賛成派と区分した。 |
酒井庸行(自) | 近藤浩(維) | 中根裕美(幸) | 身玉山宗三郎(無) | 本村伸子(共) | 伊藤善規(社) | 平山誠(ミ) | 宇田幸生(減) | 大塚耕平(民) | 薬師寺道代(み) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
原発の再稼働 | 賛成 生活や企業活動に必要な電力を安定継続的に供給する体制づくりが必要 |
賛成 再稼働ありきはよくないが、電力不足回避のための再稼働には賛成 |
賛成 国民の生活・経済活動、国防の観点からも国民の生命を守るために必要 |
賛成 核廃棄物処理は未熟だが、代替エネルギーが確立されるまでは稼働する必要あり |
反対 原発からの撤退こそ決断すべきだ。事故の収束にはほど遠い中での再稼働は論外 |
反対 地震大国の日本は原発と共存できない。後世に核のゴミを残してはならない |
反対 使用済み核燃料の処分ができない中で核のゴミを出し続けることは無責任 |
反対 安全性や核廃棄物の処理方法が確立されていない |
わからない 周辺住民の同意がなければ再稼働は困難だから |
−− (隠れ賛成派?) |
2030年代に向け、原発と(風力や太陽光などの)自然エネルギー | 原発は削減、自然エネルギーを増す 原発の安全性を考慮すると、将来に責任の持てるエネルギー戦略が急務 |
原発は削減、自然エネルギーを増す 原発政策のルール厳格化が必要。結果として原発はいずれなくなる |
原発維持 新エネルギー開発に積極投資するが、代替が可能ではない段階での削減は無責任 |
原発は削減、自然エネルギーを増す 現在の原発技術は未熟で、代替エネルギーが確立されれば入れ替えるのが当然 |
原発をゼロ、自然エネルギーを増す 原発事故から2年余の体験は、原発と人類は両立できないことを示した |
−− | 原発をゼロ、自然エネルギーを増す 絶対起きないはずの事故が起きた。その被害の甚大さゆえ |
原発をゼロ、自然エネルギーを増す 再生可能なエネルギーにシフトすべきである |
原発をゼロ、自然エネルギーを増す 原発よりも安価で安全なエネルギー技術の開発、実用化が急務 |
原発をゼロ、自然エネルギーを増す 電力完全自由化、発送電分離徹底で原発は市場淘汰(とうた)される |
原発の輸出は続けるべき | わからない 国によっては、自然エネルギーのみでは電力を供給できない |
賛成 安全性確保を前提に、日本の技術力を高めるためにも輸出は必要 |
賛成 世界一安全な日本の原発を必要とする国の役に立つ(国内での正しい認識必要) |
賛成 二酸化炭素排出量が少なく、他国より日本の技術が安全だから |
反対 安全な原発などありません。日本を「死の灰の商人」にしてはなりません |
反対 原発事故を輸出することと同じ。軍事転用され核兵器が拡散する危険性が増す |
反対 原発事故の責任の所在をあいまいにしたまま他国に輸出していくことに大疑問 |
反対 問題ある原発を拡散すべきでない |
反対 原発よりも安価で安全なエネルギー技術を日本の輸出インフラとすべきだ |
反対 国家主導の原発輸出はやめる |
「96条改憲」2/3以上の賛成を過半数に緩和する | 賛成 国民に議論してもらうことが重要 |
賛成 憲法改正手続きで最も重要な国民投票を実現しやすくする |
賛成 今の日本の危機的状況において、国民を守るには9条の改正こそが急務だから |
賛成 96条の改正は不要だが、妥協できる |
反対 条件緩和は国民が憲法によって国家権力を縛るという立憲主義を否定する |
反対 憲法をまもるべき権力者が自分を縛るルールを変えろと主張するのは言語道断 |
反対 現行憲法は国家権力の乱用を防ぐ憲法である。改正要件は厳しい方が良い |
反対 国家権力の乱用を止める憲法の理念に反している |
反対 改正要件が法律と同じになっては憲法の体をなさない |
−− (隠れ賛成派?) |
戦争放棄や戦力を保持しないと定めた憲法9条 | 変える 平和主義の理念を保持しつつ、国防軍(自衛軍・防衛軍)の設置を明確化する |
変える 集団的自衛権を明記すべきだ |
変える 自国を守る責任を放棄せず自分の国を自分で守る当たり前の責任を果たすべきだ |
変える 自衛隊の存在を違憲の余地なく認め、情報戦の能力を強化すべきだから |
変えない 9条を生かす平和外交によって、アジアと世界の平和に貢献する日本をつくる |
変えない 平和主義の価値を否定し、再び戦争のできる体制をつくらせてはならない |
変えない 変えない 世界に誇る素晴らしい平和憲法である |
変える 自衛隊の存在を明記する |
変えない 変えない 「自衛力」という概念を重んじている以上、「戦力」と区別すべきだ |
変える 国際平和に貢献し、わが国を防衛するため、自衛隊のあり方の明確化が必要 |
集団的自衛権の行使 | 憲法変えて、認める 憲法を改正し、法律の定めるところによって行使する |
憲法変えて、認める 国連憲章でも認められている権利であって、行使できるのは当然 |
憲法変えずに、認める 政府解釈を急ぎ見直し、有事対応できるよう日米同盟の協調体制を構築すべきだ |
憲法変えて、認める 同陣営にある以上、お互いを援護しつつ統一された作戦行動をとるのが当たり前 |
認めない 憲法9条は「海外で戦争する国」につながる集団的自衛権を否定している |
認めない 米国の軍事体制に組み込まれ、米国の戦争に加担させられてしまう |
認めない 集団的自衛権の行使は再び国土が戦火に見舞われる可能性があるから |
−− (隠れ賛成派?) | 認めない 集団的自衛権の定義と行使の要件が不明確だから |
−− (隠れ賛成派?) |
参議院を改革する必要性 | 改革いらない 二院制の特色を生かすことで、国権の最高機関としてその役割を果たせる |
改革必要 決められない政治に終止符を打つため、衆参両院の統合が必要 |
改革必要 現状は良識の府としての機能を果たせていない。意思決定の迅速化、削減も考慮 |
改革必要 「カーボンコピー」だから、数の論理の蒸し返しだけで、政策論議が深まらない |
改革必要 多様な意見を生かすためにも、少数会派の議会運営参加や質問を認めるべきだ |
改革必要 衆議院および内閣に対するチェックをさらに発揮できるようにする |
改革必要 まずは定数削減が必要 |
改革必要 良識の府としての役割をさらに果たせるような改革が必要 |
改革必要 衆議院と参議院は役割、機能を分担すべきだ |
改革必要 地域主権型道州制を導入し、両院を統合してねじれ国会が起きないようにする |
酒井庸行(自) | 近藤浩(維) | 中根裕美(諸) | 身玉山宗三郎(諸) | 本村伸子(共) | 伊藤善規(社) | 平山誠(ミ) | 宇田幸生(減) | 大塚耕平(民) | 薬師寺道代(み) |
賛成 | 薄い赤 |
消極的賛成 | 淡い赤 |
反対 | スカイブルー |
わからない | ピンク |
−− | 回答せず 考えや主張を隠していると想定され、隠れ賛成派と区分した。 |
大野 泰正(自) | 加納有輝彦(諸) | 鈴木正典(共) | 吉田里江(民) | |
---|---|---|---|---|
原発の再稼働 | −− (隠れ賛成派?) | 賛成 化石燃料への過度の依存は中東情勢の悪化による国のリスクを増大させる |
反対 福島の事故の原因も分からず、収束すらできていないもとで再稼働など言語道断 |
わからない 原発への依存度を徐々に減らし、将来的にゼロにするべきだから |
2030年代に向け、原発と(風力や太陽光などの)自然エネルギー | −− (隠れ賛成派?) | 原発維持 自然エネルギーは基幹電源にはなり得ない。産業立国の電源は引き続き原発 |
反対 原発と人類は共存できない。ゼロを政治決断し、自然エネルギーに大転換させる |
原発は削減、自然エネルギーを増す 地震国日本で原発を維持すると、福島原発事故のようなリスクをなくせない |
原発の輸出は続けるべき | 賛成 重大事故のデータを世界の原発安全技術に生かす努力を続けていく義務がある |
賛成 中国ではなく日本が原発技術の主導権を握ることが世界の安全確保に不可欠 |
反対 国内で大事故を起こしたにもかかわらず、反省もなく海外に原発を売るのは恥 |
わからない 前提となる安全性と核燃料サイクルが確立できていない現状では容認できない |
「96条改憲」2/3以上の賛成を過半数に緩和する | −− (隠れ賛成派?) | 反対 その時々の空気で簡単に改憲すべきでなく、2/3の多数を防波堤にしたい |
反対 権力を縛る憲法の根本を崩すから。立憲主義を守れと改憲論者も反対している |
反対 改正の中身を議論せずにハードルを低くすることは許されない |
戦争放棄や戦力を保持しないと定めた憲法9条 | −− (隠れ賛成派?) | 変える 周辺国が平和を愛する国であるという前文の前提がもはや通用しない |
変えない 日本を再び「戦争する国」にさせず、9条が輝く平和な国づくりを進める |
変えない 戦争をできる国づくりは絶対阻止。そのために9条を守り抜く |
集団的自衛権の行使 | −− (隠れ賛成派?) | 憲法変えて、認める 米国が日本のために血を流すのに、米国のために流さないのでは信義に反する |
認めない 「自国の防衛」にあたるはずの自衛隊が米国のため海外で戦争することになる |
認めない 個別的自衛権で現実的に十分対処可能である |
参議院を改革する必要性 | 改革必要 さらなるチェック機能の強化とともに、良識の府として審議拒否など厳に慎む |
改革必要 衆議院のコピーであれば必要ない |
改革必要 議会制民主主義の形骸化を許さず、10人未満会派にも議運委員の割り当てを |
改革必要 予算は衆院、決算は参院など、役割分担を考えるべきだ |
大野 泰正(自) | 加納有輝彦(諸) | 鈴木正典(共) | 吉田里江(民) |
賛成 | 薄い赤 |
消極的賛成 | 淡い赤 |
反対 | スカイブルー |
わからない | ピンク |
−− | 回答せず 考えや主張を隠していると想定され、隠れ賛成派と区分した。 |
高橋千秋(民) | 吉川有美(自) | 深尾浩紹(維) | 小川俊介(諸) | 中川民英(共) | |
---|---|---|---|---|---|
原発の再稼働 | 賛成 原子力規制委員会の新規制基準をクリアし、国民生活に必要最小限の範囲で |
賛成 立地自治体の理解を得た上で、国の責任で再稼働させるべきだ |
賛成 しっかりとした検査を行い、安全が担保できた原発のみ再稼働する |
賛成 安全性を万全にする。企業経営を圧迫する電気料金を下げ、雇用や給与を守る |
反対 原発の危険から国民と地球環境を守り、世論を尊重する立場からも反対 |
2030年代に向け、原発と(風力や太陽光などの)自然エネルギー | 原発をゼロ、自然エネルギーを増す 2030年代原発ゼロ実現が民主党の目標であり、あらゆる政策資源を投入する |
原発は削減、自然エネルギーを増す 将来的に安全性最優先のエネルギーのベストミックスを実現する |
原発は削減、自然エネルギーを増す 日本には原発が多すぎるが、30年代にゼロにするのは難しい |
原発維持 自然エネルギーは天候により不安定。メタンハイドレートの実用化を急ぐべきだ |
原発をゼロ、自然エネルギーを増す 原発と人類は共存できない。自然エネルギーは原発よりも潜在能力がある |
原発の輸出は続けるべき | 反対 福島第1原発の事故原因が明らかになっていない中で原発を輸出すべきでない |
賛成 日本の技術を安定した岩盤の国へ輸出することは悪いことではない |
賛成 産業としての原発輸出を、政治が止めるべきではない |
賛成 女川原発で実証された安全技術をより強化し、全世界で安全を支援する |
反対 国内で「安全でない」と言いながら、海外で「世界一安全」は許されない |
「96条改憲」2/3以上の賛成を過半数に緩和する | 反対 国民のための憲法という観点から、丁寧な議論と広範な合意が必要 |
わからない 96条改正のみを取り出して国民投票にかけることはいかがかと思う |
賛成 時代に合わせた憲法にしやすくなるから |
賛成 戦後2/3以上議席を得た政党はないから。国民投票で民主主義は担保される |
反対 国民権利を保障するために国家権力を縛るという立憲主義を否定するものだから |
戦争放棄や戦力を保持しないと定めた憲法9条 | 変えない 現憲法の「平和主義」という基本理念を堅持するべきだ |
変える ただし、平和国家として軍隊は他国に進出しないと明記する |
変える 自衛隊は実質的には軍隊。より現実に合わせたものにする必要がある |
変える 9条の前提となる「平和を愛する諸国民の公正と信義」はすでに崩壊している |
変えない 戦闘ではなく、対話によって紛争解決を目指す平和外交の根拠となるから |
集団的自衛権の行使 | 認めない 現憲法9条の専守防衛の原則を堅持すべきだ |
憲法変えて、認める 平和を維持するための行動が基本だ |
憲法変えて、認める 日本も国際紛争解決などに貢献していかなくてはならない |
憲法変えずに、認める 共同行動の際、米軍への攻撃に日本が反撃しなければ安保条約は崩壊するから |
認めない 米国とともに地球規模で戦争する国づくりへと導くから |
参議院を改革する必要性 | 例えば衆議院は予算、参議院は決算や行政監視などの役割分担の議論は必要 | どちらともいえない 参院が存在感を示した時代もあり、良識の府として磨いていく必要がある |
一院制に賛成している。今の参院は存在意義がないと思う | 国政の遅れを生む参院を廃止するか、法律をリストラする「廃法府」とする | 国民の声が反映されるのにふさわしい「良識の府」として必要な改革を進める |
高橋千秋(民) | 吉川有美(自) | 深尾浩紹(維) | 小川俊介(諸) | 中川民英(共) |
賛成 | 薄い赤 |
消極的賛成 | 淡い赤 |
反対 | スカイブルー |
わからない | ピンク |
−− | 回答せず 考えや主張を隠していると想定され、隠れ賛成派と区分した。 |
牧野京夫(自) | 中野雄太(諸) | 鈴木唯記子(み) | 森大介(共) | 望月飛辰(維) | 榛葉賀津也(民) | |
---|---|---|---|---|---|---|
原発の再稼働 | 賛成 条件付き賛成。国が安全を担保し、自治体および住民の同意が再稼働の条件 |
賛成 安定したエネルギー供給を保つためにも、現時点では必要 |
反対 核のごみを処理できず地震大国に不適切。処理費用を配慮すると高コストのため |
反対 福島原発事故の原因もわからず、収束すらできない中での再稼働など言語道断 |
反対 電力完全自由化などの規制緩和や構造改革によって経済的に成長できるので |
−− (隠れ賛成派?) |
2030年代に向け、原発と(風力や太陽光などの)自然エネルギー | 原発は削減、自然エネルギーを増す メタンハイドレートなどの新エネも活用。自然エネのコストダウンは限界がある |
原発維持 自然エネルギーの促進に異論はないが、当面は原発と火力が有力 |
原発をゼロ、自然エネルギーを増す 危険な原発を廃止し、電力自由化を基にした安全な新エネルギーを推進すべきだ |
原発をゼロ、自然エネルギーを増す 原発は止めたまま廃炉に向かうのが、最も現実的で責任ある態度だ |
原発は削減、自然エネルギーを増す 放射性廃棄物の処分方法はなく、自然エネは低コストで安全。まずは電力自由化 |
原発は削減、自然エネルギーを増す 代替エネルギーの確保と電力の安定供給が守られることが条件 |
原発の輸出は続けるべき | 反対 ビジネスとしての輸出は考えず、日本周辺国の原発の安全管理面で協力すべきだ |
賛成 日本の高い原子力技術に対するニーズは高い |
反対 国内において原発廃止と言っているのに他国に輸出するべきではない |
反対 大事故を起こした責任者たちが反省もなしに原発を売りつけるなどもってのほか |
わからない 購入する他国で製造・使用し、それを両国が了解すれば議論する価値はある |
賛成 安全確認がなされた上で、日本と受け入れ国の国民の理解が得られることが条件 |
「96条改憲」2/3以上の賛成を過半数に緩和する | 賛成 3/5への緩和を。過半数では緩和しすぎ。2/3での改正は現実的に不可能 |
賛成 必然的な流れ。ただ、国民投票の関門があるので、依然高いハードルだと思う |
賛成 基本的に賛成だが政治改革、選挙制度改革、公務員制度改革が先 |
反対 時の権力者の都合で憲法を変えることができないように手続きは厳しくすべきだ |
賛成 緩和だが、日本人の国民性からして、やみくもに変えてしまうとは思えない |
反対 中身の議論を置き去りにして、手続きを論じるのは正当ではない |
戦争放棄や戦力を保持しないと定めた憲法9条 | 変える 自衛としての戦力の保持は明記すべきだが、「戦争放棄」は残すべきだ |
変える 東アジア情勢は対話のみでは不十分。軍事的な備えは避けられない |
変える 自衛権の明確化のために立法措置が必要。改憲か否かは国民投票で決定すべし |
変えない 戦後の日本の「国際公約」。海外で戦争できる国にしてはならない |
わからない 国民との丁寧な議論で96条改正との均衡を取る。集団的自衛権行使は容認 |
−− (隠れ賛成派?) |
集団的自衛権の行使 | 憲法変えて、認める 日米安保の根幹を維持するためにも必要だが、あくまでも安保の範囲内で |
憲法変えて、認める 憲法と日米安保の見解を統一することで安全保障上のリスクを緩和できる |
憲法変えて、認める 真の国際社会の仲間入りを果たすためには必要だが国民投票を前提にするべきだ |
認めない 明白な憲法違反。米国などが起こす戦争に日本が巻き込まれることになる |
憲法変えて、認める 誰でも分かる文言にして、国際平和を守るために同盟関係にある国と連携を取る |
−− (隠れ賛成派?) |
参議院を改革する必要性 | 決算などのチェックに重点を置き、予算編成にフィードバックできるようにする | 議員定数を削減するというよりは内容が大事。政策志向の参議院を望む | 定数100人、4割削減。将来は衆参両院を統合し定数200の一院制を目指す | 一票の格差の是正、小会派の発言を保障し有権者の意思が反映できるようにする | 一院制で衆参の「ねじれ」もなくなり、議員削減や首相の任期安定にもつながる | 衆参両院の役割分担の明確化が必要 |
牧野京夫(自) | 中野雄太(諸) | 鈴木唯記子(み) | 森大介(共) | 望月飛辰(維) | 榛葉賀津也(民) |
賛成 | 薄い赤 |
消極的賛成 | 淡い赤 |
反対 | スカイブルー |
わからない | ピンク |
−− | 回答せず 考えや主張を隠していると想定され、隠れ賛成派と区分した。 |
吉田博美(自) | 味岡淳二(諸) | 羽田雄一郎(民) | 唐沢千晶(共) | 神津ゆかり(無) | |
---|---|---|---|---|---|
原発の再稼働 | −− (隠れ賛成派?) | 賛成 石油に頼るから中東の混乱も起きる。世界的視野で考えれば再稼働は必要 |
反対 安全性の確認ができない限り、容認できない。地震への対応が十分か疑問 |
反対 ひとたび事故が起これば健康への影響も大きく、国そのものが立ちゆかなくなる |
反対 原発のない社会を子どもたちに残したいし、これ以上核のゴミを増やしたくない |
2030年代に向け、原発と(風力や太陽光などの)自然エネルギー | 原子力に依存しなくても良い経済・社会構造を目指すべきだと思うから | −− (隠れ賛成派?) | 原発をゼロ、自然エネルギーを増す 子どもの未来に責任を持つため当然の選択。代替エネルギーの確保を急ぐべきだ |
原発をゼロ、自然エネルギーを増す 県内は太陽光など自然エネルギーがある。自然エネルギーへの転換は雇用も生む |
原発をゼロ、自然エネルギーを増す 人材と技術をグリーンエネルギーに投資する |
原発の輸出は続けるべき | −− (隠れ賛成派?) | 賛成 世界の人口は増え続けており、エネルギー問題を解決することが必要 |
反対 原発ゼロの方向性と相いれない。輸出先で事故が起きたとき、責任が取れない |
反対 事故を経験したからこそ世界のどこにも造ってはいけないとアピールするべきだ |
反対 核のゴミ、原発事故のリスクを世界に拡散することになるから |
「96条改憲」2/3以上の賛成を過半数に緩和する | 賛成 96条改正により、憲法のどの項目を改正するか明確にするべきだ |
賛成 憲法を未来永劫(えいごう)守るという考えは傲慢(ごうまん)だ。 |
反対 権力を縛るのが憲法。国民的議論なしに進めるのは乱暴で、受け入れられない |
反対 単純な手続きの問題ではない。国家の権力を縛る憲法としての大前提を崩す |
反対 誰のために何のために緩和するのか。2/3は国民を守るためのハードル |
戦争放棄や戦力を保持しないと定めた憲法9条 | −− (隠れ賛成派?) | 変える 9条がある限り、被害が出てからでないと自衛できない。それでいいのか |
変えない 平和主義は絶対に堅持するべきだ。子どもに平和な日本をつなぐ責任がある |
変えない 不戦の誓いであり、戦後誰一人殺さず、殺されずにきたのは9条があったから |
変えない 悲惨な歴史から学び生まれた9条は日本と世界が同時に目指す理想だから |
集団的自衛権の行使 | 認めない 他国の軍事行動に加われば、自衛隊の趣旨から外れてしまうから |
憲法変えずに、認める 首相が宣言すればすぐできる当然の権利。もし違憲ならば憲法を変えればいい |
認めない 現行の枠組みで国民の命と財産を守ることは可能。他国の戦争には加わらない |
認めない 米国の戦争に組み込まれる。海外で戦争できる国になるため、9条違反になる |
認めない 米国の戦争に加担することと同じで、戦争を放棄する9条に反するから |
参議院を改革する必要性 | 6年間の任期を、良識の府として政策中心に取り組める仕組みにするべきだ | 議員数を減らし、複雑な法律をリストラするミッションを与える | 会計検査院を参議院に所属させ、予算案をチェックする機能の強化が必要 | 一票の格差を是正することが、国民の声をより正確に反映するために必要 | 改革いらない 参議院は良識の府としての存在意義があり解散のない任期6年を全うできるから |
吉田博美(自) | 味岡淳二(諸) | 羽田雄一郎(民) | 唐沢千晶(共) | 神津ゆかり(無) |
賛成 | 薄い赤 |
消極的賛成 | 淡い赤 |
反対 | スカイブルー |
わからない | ピンク |
−− | 回答せず 考えや主張を隠していると想定され、隠れ賛成派と区分した。 |
二之湯武史(自) | 荒川雅司(諸) | 坪田五久男(共) | 徳永久志(民) | |
---|---|---|---|---|
原発の再稼働 | 賛成 経済事情など現実的に考えれば安全が確認された原発の再稼働はやむを得ない |
賛成 現時点で最も電力を安定供給できるのは原発だから |
反対 過酷事故が起これば人間の手には負えない。核のごみも処理できず再稼働は論外 |
−− (隠れ賛成派?) |
2030年代に向け、原発と(風力や太陽光などの)自然エネルギー | −− (隠れ賛成派?) | 原発維持 技術革新で自然エネルギーの発電効率は上がるが、原発の安全性も上がる |
国民を原発事故から守る。原発の40倍の自然エネルギーの潜在力がある | 2030年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入する |
原発の輸出は続けるべき | 賛成 地震がない国には有望なエネルギー源。重要な輸出品で競争力がある分野 |
賛成 日本の原発技術は現時点で世界一であることを諸外国は知っているから |
反対 国内で「絶対安全はない」としながら輸出するのは無責任の極み |
わからない 現時点において進めるべきではない。被災者の気持ちに寄り添うことが大切 |
「96条改憲」2/3以上の賛成を過半数に緩和する | 反対 改憲を正面から国民に問う前に要件を緩和するのは国民の理解が得られない |
賛成 現行憲法の問題点は多数あり、改憲手続きは簡単でよいから |
反対 憲法は国民が権力を縛るという立憲主義を守るためのもの。緩和は憲法を壊す |
反対 3分の2以上の賛成を必要とする考え方には合理性がある。過半数では少ない |
戦争放棄や戦力を保持しないと定めた憲法9条 | 変える 自衛隊は明らかに戦力。実態にそぐわない。ただ、交戦権を認めてはならない |
変える 戦力を保持しないと定めながら自衛隊が存在する違憲状態だから |
変えない 9条は日本の誇りであり国際公約、9条を生かした平和外交が求められる |
変えない 現状において、変える必要はない |
集団的自衛権の行使 | 認めない 国民感情を考慮すると認められない |
憲法変えて、認める 自国の国益を守るために同盟国に加わるのは当然の義務だから |
認めない 「教え子を戦場に送る道」を開いてはならない。平和的安全保障が必要 |
−− (隠れ賛成派?) |
参議院を改革する必要性 | 政策に党派を超え、中長期的に取り組める観点から参議院優越を認めるべきだ | 参議院は廃止すべきだ。良識の府としての役割を果たしていないから | 解散がなく任期も長い長所を生かし、長期的な政策議論を制度で保証すべきだ | 会期に縛られない委員会開催などで決算や外交などの長期的議論を強化すべきだ |
二之湯武史(自) | 荒川雅司(諸) | 坪田五久男(共) | 徳永久志(民) |
賛成 | 薄い赤 |
消極的賛成 | 淡い赤 |
反対 | スカイブルー |
わからない | ピンク |
−− | 回答せず 考えや主張を隠していると想定され、隠れ賛成派と区分した。 |
藤野利和(民) | 滝波宏文(自) | 白川康之(諸) | 山田和雄(共) | |
---|---|---|---|---|
原発の再稼働 | 賛成 安定したエネルギー供給のため、新規制基準に基づき安全確認を得たもののみ |
賛成 発電の規模・質、経済活力、温暖化等を踏まえれば、原発は引き続き基幹的電源 |
賛成 安全が確認された原発の再稼働は問題ない。むしろ電力不足・料金増が心配だ |
反対 原発と人類は共存できないことを福島事故は示した。危険は温存せずに取り除く |
2030年代に向け、原発と(風力や太陽光などの)自然エネルギー | 原発は削減、自然エネルギーを増す 自然エネルギーを含むエネルギーの多角化を積極的に推進する段階にきた |
原発は削減、自然エネルギーを増す 自然エネルギー増もいいが、現実・戦略的に原発は引き続き不可欠 |
原発もっと増やす エネルギー安全保障を考えると、自然エネルギーやLNGより国益に資する |
原発の40倍にものぼる巨大な潜在力を生かす。地域の産業創出にもつながる |
原発の輸出は続けるべき | 反対 技術者の流出につながり、国益を損なう可能性がある |
賛成 福島事故対策を経た原発は新たな「国際水準」。世界も日本の技術を求めている |
賛成 国内企業の発展、国際関係の構築、日本の存在感向上につながる |
反対 安全神話を海外にまで広げ、日本が「死の灰の商人」となることは許されない |
「96条改憲」2/3以上の賛成を過半数に緩和する | 反対 改正の中身を問うこともなく、要件緩和を先行することは立憲主義に反する |
賛成 国際社会は60年前より変化した。次世代に日本国民の自己決定権を贈るため必要 |
賛成 改正要件の改正は、他国と比べても、憲法学からしても問題ない |
反対 国民に平和と権利を約束するのが憲法。権力者が改定を容易にすることは危険 |
戦争放棄や戦力を保持しないと定めた憲法9条 | 変えない 子や孫を危険な目に遭わせるようなことを私たちの責任ですべきではない |
変える 9条の中に矛盾がある。条文を整理し自衛隊や国際社会の実態に合わせるべきだ |
変える 1945、46年の制定経緯や現在の国際情勢、日本の役割を考えると変更が必要 |
変えない 交戦による犠牲者を一人も出してこなかった根拠が9条。将来に生かしていく |
集団的自衛権の行使 | 認めない 国民的見地にたった議論がなされていない。専守防衛が基本 |
憲法変えて、認める 平和国家が基礎だが、流動化した国際社会では汗水垂らさないと信用されない |
憲法変えずに、認める 現行憲法でも解釈を変えれば足り、その方がスピーディーだから |
認めない 世界各地の紛争に介入する米軍との共同行動は、現実的な参戦を意味するもの |
参議院を改革する必要性 | 行政や衆議院の監視的役割を強めるなど機能を見直す | 迅速な意思決定が必要な国際情勢のため衆参の対等合併でThe国会を作るべきだ | 良識の府として機能していないから | 改革いらない 目的は一院制と思う。二院制でこそ慎重な議論を保障し政府の暴走を抑制できる |
藤野利和(民) | 滝波宏文(自) | 白川康之(諸) | 山田和雄(共) |
賛成 | 薄い赤 |
消極的賛成 | 淡い赤 |
反対 | スカイブルー |
わからない | ピンク |
−− | 回答せず 考えや主張を隠していると想定され、隠れ賛成派と区分した。 |
山田修路(自) | 宮元智(諸) | 一川保夫(民) | 亀田良典(共) | |
---|---|---|---|---|
原発の再稼働 | 賛成 当面、社会・経済活動を維持するための電力を確実に確保するため |
賛成 エネルギー自給率が低く、緊急性から再生可能エネルギーはまだ不十分だ |
−− (隠れ賛成派?) | 反対 汚染水や避難者の問題など福島の事故も収束しておらず再稼働する状況でない |
2030年代に向け、原発と(風力や太陽光などの)自然エネルギー | 原発は削減、自然エネルギーを増す 現状の電力確保とともに原子力に依存しなくてもよい社会構造の確立を目指す |
原発もっと増やす 安全性は大前提。安定的に供給できる原発の技術を高め、世界貢献すべきだ |
原発をゼロ、自然エネルギーを増す 福島の事故で人間が原発をコントロールできないと分かったのでゼロを目指す |
原発をゼロ、自然エネルギーを増す 時間はかかるが原発依存をやめれば開発は進む。同時に省エネ社会づくりも必要 |
原発の輸出は続けるべき | わからない 新たな技術的対応が可能か否かを見極めて判断すべきである |
賛成 日本の原発技術は世界一。リスクを恐れては文明の進歩はない |
反対 自分の国の原発が安全じゃないと分かっているのに、なぜ海外に持っていくのか |
反対 国内で絶対安全と言えない原発を、最高水準として輸出するのは矛盾している |
「96条改憲」2/3以上の賛成を過半数に緩和する | 賛成 国民に憲法改正について判断する機会を与えるべきだ |
賛成 国民投票もあり、恣意的にならないよう担保できる。何を改正するか議論を |
反対 憲法は権力を抑制する規範。権力を行使しやすいよう改めるのは間違っている |
反対 時の権力の都合で国の規範の憲法を容易に変える規定にするのはとんでもない |
戦争放棄や戦力を保持しないと定めた憲法9条 | 変える 平和主義の理念を保持しつつ、自衛隊のあり方を明確化すべきだ |
変える 領土問題も現行では守れない。主権国家の憲法とはいえない条文だ |
変えない 世界やアジアの平和を考え、他国を刺激しやすい今、9条改正議論は冷静に対応 |
変えない 戦争に泣いた先達の教訓を象徴するもの。世界の模範であり生かすべきだ |
集団的自衛権の行使 | 憲法変えて、認める 憲法を改正して、法律の定めるところにより行使する |
憲法変えずに、認める 即時対応が求められる。将来的には憲法を変えて認めるのが望ましい |
認めない 海外で武力行使してはいけないというのが、先の戦争の反省だ |
認めない 平和憲法を守り、平和外交に徹することが原爆を経験した日本の役割だ |
参議院を改革する必要性 | 参議院が衆議院とは異なった機能を十分に果たせるようにする必要がある | ねじれも含め、国政の判断を遅らせている。選出方法など選挙制度の見直しを | どちらとも 従来通り良識的な判断を担えばいいが、選挙制度は違憲判決もあり、改革が必要 |
どちらとも 参議院には特別な役割がある。選出法や内部改革は賛成だが、廃止論には反対 |
山田修路(自) | 宮元智(諸) | 一川保夫(民) | 亀田良典(共) |
賛成 | 薄い赤 |
消極的賛成 | 淡い赤 |
反対 | スカイブルー |
わからない | ピンク |
−− | 回答せず 考えや主張を隠していると想定され、隠れ賛成派と区分した。 |
吉田かをる(諸) | 西江嘉晃(無) | 堂故茂(自) | 高橋渡(共) | |
---|---|---|---|---|
原発の再稼働 | 賛成 安全性の向上が前提だが、電力の安定供給に必要だから |
賛成 再稼働はしてもいいが、原子炉の寿命が来たら、それぞれ廃炉に向かうべきだ |
−− (隠れ賛成派?) | 反対 事故はいまだ収束せず地震の影響も不明で使用済み核燃料の処理技術も未確立 |
2030年代に向け、原発と(風力や太陽光などの)自然エネルギー | 原発もっと増やす 原発の安全性を高める技術が未来産業となる新エネルギーの開発につながるため |
原発は削減、自然エネルギーを増す 原発を徐々に減らし最終的にはゼロ。代替は太陽光発電を主に自然エネルギー |
原発は削減、自然エネルギーを増す 原発事故を踏まえ自然エネルギーを中長期的に増やし経済成長につなげるべきだ |
原発をゼロ、自然エネルギーを増す 原発は再稼働させず廃炉にするのが現実的。自然エネルギーは地域経済に役立つ |
原発の輸出は続けるべき | 賛成 世界のリーダーとして各国の発展を促す責任があるため |
賛成 日本の原発技術は世界最高で地震のない国で役立つ。人的資源の活用にもなる |
−− (隠れ賛成派?) | 反対 事故の収束も原因究明もできない日本が外国へ売り込むなどもってのほかだ |
「96条改憲」2/3以上の賛成を過半数に緩和する | 時代に合わない現憲法はすぐにでも変える必要があるため | 時代に合わない文言もある。ただ、9条改憲は特例として2/3にする | 憲法の何を変えるべきか議論すべきだが、改正のハードルが高く議論が進まない | 憲法は国民が権力を縛るもので、憲法の性格を法律並みに変えてはならない |
戦争放棄や戦力を保持しないと定めた憲法9条 | 変える 今の9条では日本を守れないため |
変えない 今はスター・ウォーズ計画など防衛技術が発達し攻撃技術がなくても国を守れる |
変える 平和主義の理念は絶対に保持しつつ、自衛隊を国防軍と明記すべきだ |
変えない 日本の侵略と戦争責任の反省。日本が二度と戦争をしない国際公約でもある |
集団的自衛権の行使 | 憲法変えずに、認める 自国は自分で守るのが当然なので、すぐにでも認める必要があるため |
憲法変えずに、認める あくまで防衛という観点であれば、自衛隊が参加するのは認めてもいい |
憲法変えて、認める 同盟国がもし攻撃された際に何もしないのでは、対等な関係とは言えない |
認めない 軍事同盟による武力行使を憲法は認めていない。自衛権とは違う |
参議院を改革する必要性 | チェック機能を果たしておらず、政争の具に使われているため | 改革いらない 意識の問題。本来参議院はじっくり審議する場。全体が良識の府になればいい |
わからない 実際に参院議員になり、もっと参院について勉強してみないと分からない |
改革いらない ポピュリズムによる衆院の暴走をけん制する役割は大切 |
吉田かをる(諸) | 西江嘉晃(無) | 堂故茂(自) | 高橋渡(共) |