++ EPSON PM-D800 分解 ヘッドを取り出し、クリーニング洗浄 ++
2011.9.6 初版
EPSON PM-D800 分解 ヘッドを取り出し、クリーニング
まず、「セットアップ」→インクカートリッジ交換→OK
インク交換ができる位置が用意できたら、電源コンセント抜く。
インクカートリッジを全部6本を取り外す
下図のように2箇所の爪でカバーが固定されているので、ドライバーなどの先でちょっと押してカバーを手前に外す。
ヘッドの止めネジ2本をはずす。ドライバーは先に磁石の付いたものを使うこと。ネジが落ちないので
フラットケーブルが格納されているカバーを外す
ヘッドの後ろで接続されているフラットケーブルが短いので左のケーブル格納場所からケーブル取り出してヘッドの方へ送るようにしてケーブルに余裕をもたせるのがポイント!
これで取り扱いが楽になり、ヘッドやケーブルを無闇に痛めることが防げる。
ケーブルはヘッド側のコネクタからすっと抜ける。
ヘッドを取り出し、ヘッド面を下にキムワイプを敷いた上に載せたところ。
あとはヘッド面だけを水で洗えるようにトレイなどを用意、足湯の格好で少しずつインクを溶かす。全体に水を掛けるなど無謀なことはしない。
コネクタが刺さるコネクタの電極などに水がかからないように注意する。
ヘッド面の下に敷くのはキムワイプ(毛羽立たちにくいティッシュのような紙)を使う(薬局で買える)。一般的なティッシュはホコリが出るのでお薦めしない。
頑固な目づまりならアルコール(できれば無水アルコールがいいが高価なので消毒用アルコールで代用)をキムワイプに湿らせて何度もキムワイプを交換する。
できれば一昼夜ぐらい時間を掛けてなんどもキムワイプを交換して固まったインクを気長に溶かすのがいい。焦ってもろくな事がないから。
組み付けは逆の手順でおこなう。
※注意点
これは重要。(経験談)
1. ケーブルを刺すとき裏表をまちがえないこと。下図のように、左側のが電極面が下、右側は電極面が上 になるように確認すること。
2.また、経年変化していると青色している薄いプラスチック片がポロリと外れることがある。実際に取れてしまった!(接着の品質が悪い!)
トホホ
これが取れるとコネクタに刺せないので、なんとかして元の通りに貼り付けないといけない。
接着剤に
ボンドG17速乾
を使った。
他のを試したが、うまくひっつかず、これが一番良かった。
両面に薄く塗るわけだが、元の接着剤の残りカスがついているのでカッターナイフのようなものでこそぎ落としておくことがポイント。
手にベタベタつかなくなるぐらい(数分くらい)おいて、後は強く接着させるために小型万力で挟んだ。
・・・ コニシ ボンドG17 速乾 ・・・
百円
フラットケーブルの向き(裏表)を間違えないこと。これがオリジナルの向き。
最後に、インクをすべて装着して、ヘッドを右端によせて、電源コンセントをさして電源をON。
とくにエラーもなく立ち上がる。
あとはノズルチェックの印刷で確認する。
■ エプソン・プリンター PM-D800 〜ヘッドを取り外してクリーニング洗浄 -->
こちら
(ブログ)
他に、
■ PM-740C インクが出ない ・・・分解してヘッドクリーニング 大成功 -->
こちら
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PM-D800 インクの詰め替え実験
エレコムTHE−32KIT (ブログ)
2008.8.13
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PM-740C インクジェットプリンターの目詰まり解消
(ブログ)
2007.11.16
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使ってもないインクがなくなるわけ エプソン・インクジェットプリンター
(ブログ)
2006.12.2
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PM-600C/PM750C インクが出ない ・・・腕ずくヘッドクリーニング
2006.1.4