スクリーンショット | キャプション ナレーション:青色 証言:赤色 | |
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76 | 交通事故鑑定人 石川和夫氏 体が倒れていないなら ブレーキをかけてはいない |
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77 | つまり事故当時と揺れ方が違うという生徒たちの感想は バスが急ブレーキを踏まなかったことを意味すると、石川氏はいう。 事故当時と揺れ方が違う |
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78 | 交通事故鑑定人 石川和夫氏 「急ブレーキはなかった」 |
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79 | 検察側 ブレーキ痕の写真から バスが走っていたことは明らか 左側の長いブレーキ痕 |
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80 | 検察側はブレーキ痕の写真をもとに、バスが走っていたことは明らかだとする。 しかし、石川氏はこう指摘した。 タイヤには必ず溝があるんですね えぇっと、このバスの場合は4本なのかなぁ いち、にい、さん、よん、 くっきり見えますね 検察側 ブレーキ痕の写真から バスが走っていたことは明らか 右側の短めのブレーキ痕 |
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81 | 交通事故鑑定人 石川和夫氏 タイヤには必ず溝があるんですね |
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82 | このバスの場合は4本 | |
83 | 1 2 3 4 くっきり見えますね | |
84 | 警察が現場で写した写真を拡大しても、この溝が見えないんですね そして、こう結論づけた。 ペターっとした、なにか塗ったような跡にしか見えないんですよ。 ですから、私としては、タイヤによる痕跡ではないという風に考えています。 警察が現場で写した写真を拡大しても |
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85 | この溝が見えないんですね | |
86 | ベターっとした なにか塗ったような跡にしか見えない |
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87 | タイヤによる痕跡ではないと 考えています |
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88 | 実験結果をもとに我々は実況見分した高知県警に取材を申し入れた。 「厳正・公正な捜査はなされている。公判中のため取材には応じられない」 高知県警察本部 |
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89 | 高知県警 「厳正・公正な捜査はなされている 公判中のため取材には応じられない」 |
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90 | 現行犯逮捕された片岡さんは警察署に連行されました。 およそ一時間後現場に戻り実況見分に立ち会いましたが、それは警察車両のなかからバスの停止位置だけを指し示すというものでした。 実況見分の立会いは 警察車両の中から |
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91 | 窓をちょっとこのくらい開けて指を出して、あそこが停止位置、停止位置 という感じの状態の実況見分でしたね。 元バス運転手 片岡晴彦被告 窓をちょっと開けて指を出して |
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92 | あそこが停止位置、停止位置 という感じの実況見分でした |
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93 | Q 実況見分のときには、見せられた? いや、ないですよ |
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94 | その実況見分のときには、見せられたんですか?見せられてないんですか? その時にはまったく、話もなしに その時にはまったく (ブレーキ痕などの)話もなしに |
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95 | 被告側はこう主張する。 最も重要な証拠であるブレーキ痕を本人に確認させないのは異常な実況見分である。 警察が同僚をかばうためにブレーキ痕をねつ造した。 被告側の主張 最も重要な証拠である ブレーキ痕を・・・ |
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96 | 本人に確認させないのは ”異常な実況見分”である |
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97 | 警察が同僚をかばうために ”ブレーキ痕をねつ造した” |
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98 | しかし、高知地裁は被告側の主張をすべて却下。 実況見分の立会いは被告を「人目にさらさないように配慮」したものである。 事故直後の現場は多くの見物人が居合わせた衆人環視の状況だったので ねつ造の可能性はほとんどないとして、 検察側の主張を認め、禁固1年4ヶ月を言い渡した。 高知地裁 被告側の主張をすべて却下 |
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99 | 実況見分の立会いは被告を 「人目にさらさないように配慮」したもの・・・ |
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100 | 「事故直後の現場は多くの見物人が居合わせた衆人環視の状況だったので」 |
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