日本人カメラマン 長井健司さん殺害される
    2007.9.29初版
      謹んでご冥福をお祈りいたします

    遠のいてゆく意識のなか、さぞご無念であったろうと思うと言葉もありません。
    謹んでご冥福をお祈りいたします

    動画も記録されており、現場の状況からこのサンダル履きの兵士に撃たれたと推定される。
    現場には警察官らしき人物も、また所属が異なる部隊も投入されている。この兵士の軍服が他の部隊とも異なり、肩章も明らかであり、マシンガンなどの特徴から人物の特定は可能であろう。

    日本政府にはビルマ政府に対して徹底した抗議と真相解明を要求することを望む。


    中日新聞2007.9.28 からのスナップショット ファイルサイズ:273KB
    殺害した兵士

    9月28日、町村信孝官房長官は、ミャンマーの反政府デモに対し軍事政権治安部隊が27日に発砲し、長井健司さんが死亡した事件の真相究明をミャンマー政府に求めていくと発言。写真は27日、銃撃を受けて倒れた後もカメラを構えようと試みる長井さん(2007年 ロイター)

    YouTube ビデオ--> ここ

    殺害シーン


    読売新聞 2007年9月29日1時43分

    長井さん、至近距離から銃撃…TV映像などで明らかに

    銃弾を受け倒れる長井健司さん
    反政府デモを取材中、銃弾を受け倒れる長井健司さん=ロイター

     【バンコク=田原徳容】米テレビCNNなどが28日に放映した映像で、ミャンマー軍事政権による反政府デモ弾圧を取材中に死亡したニュースプロダ クション「APF通信社」(東京都港区)の契約記者、長井健司さん(50)が、軍用トラックから飛び降り走ってきた武装兵士に、数メートルの至近距離から 撃たれていたことが分かった。

     ヤンゴン中心部のスーレ・パゴダ(仏塔)付近の路上で、あおむけに倒れた長井さんが、右手に握りしめたカメラは、逃げる市民を追うかのように、その背中に向けられた。だが、武装兵士はかすかに腕を動かす長井さんのそばを通り抜け、デモ隊を追い続けた。

     軍政は、デモが最も頻繁なこの地区を厳重警戒しており、特別な訓練を受けた精鋭部隊が任務に当たっているとされる。

     また、軍政は外国メディアの報道ぶりを「邪悪」とし、取材ビザの発給申請を拒絶するとともに、国内での監視を強化している。ミャンマー国営放送は27日夜、犠牲になった長井さんについて、「観光ビザで入国し取材活動をした」と非難した。

    ( 2007年9月29日1時43分 読売新聞)


    読売新聞2007年9月29日1時49分  兵士か機動隊か?混在した部隊がいる現場 皆軍靴を履いている
    軍靴の部隊
    反政府デモ鎮圧のため28日、ヤンゴン中心部に集結した治安部隊=ロイター
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